インカ帝国:El Imperio Inca


 伝説によると、11世紀から12世紀ごろ、マンコカパック(Manco Capac)とママオクリョ(Mama Ocllo )が聖なるチチカカ湖から夫婦の神として現れ、世界の"へそ"または"中心"を意味する都市クスコ(Qusqu:Cuzco、インカ帝国の首都)を建設するため北に向かった。

 神Tiqsi Huiracochaは、彼らに、黄金の杖を渡し、それで土地を豊かにし、川を作り、新しい植物や人間が生活し楽しむことに役立つものを創るよう命じた。 

 インカ帝国(正式名称:Tahuantinsuyo)は、ケチュア語で4つの領域の統合を意味し、現在のエクアドル、コ ロンビア、ペルー、チリ、アルゼンチン、ボリビアに至る広範囲を支配していた。この社会は、見事な政治的社会的組織を持ち、建築、水利、医学、農業、漁業の分野で高度な知識を持っていた。

 歴史家Inca Garcilazo de la Vega(1539-1616)が収集したチチカカ湖の伝説によれば、インカ文明の創設者は半神の英雄であり、彼の父である神インティの命令で、彼の妻ママ・オクリョ(Mama Ocllo)の助けを借りて、クスコを建設し、多くの部族の文明化を図った。 

 探検家で歴史家であったJuan de Betanzos (1510 -1576)の記述による Cerro Tamputoccoの伝説では、Ayar Mancoは、ウィラコチャ神の計画に従い、勇敢なママ・ウアコ(Mama Huaco)の助けを借り、いくつかの部族を破ってAcamamaの谷を獲得し、そこにクスコを建設した。

出典:http://theinkas.blogspot.com/2007/11/quienes-fueron-los-inkas.html


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